この記事には「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」のネタバレが含まれています。ネタバレをお読みになりたくない方は、
昨年12月初めに子役のドミニク・スコット・ケイが、「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」で役を得たことが伝えられ、それがヤング・ジャック・スパロウではないかと噂された。だが、ケイが演じるのは少年時代のジャック・スパロウではない。
元々、彼が若いジャック・スパロウとして噂されたのは、キース・リチャーズがジャックの父親として出演するという話が背景にあったからなのだが、そもそもリチャーズが演じるキャプテン・ティーグはジャックの父親ではない。正確には、劇中でそのことは関しては何ら明示される予定ではない。仮にリチャーズが演じるのがジャックの父親だったとしても、ケイは若いジャックではないだろう。
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少年時代のジャックが登場するとなると、そのシーンは必然的に回想シーンになるわけだが、「パイレーツ」シリーズの文法上、回想シーンは登場しない。回想シーンがない以上、若いジャックが出ることはないというわけだ。ちなみに1作目の冒頭は過去の出来事を描いてはいるが、時系列としては現在から過去に戻るシーンではないので回想シーンではない。こういったことから、ケイが演じるのは若いジャック・スパロウであるはずがないのだ。
では、ケイの役は何なのか? ケイが演じるのはウィリアム・ターナーだ。ウィリアム・ターナーはウィリアム・ターナーでも、彼が演じるのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」のクライマックスで、デイビー・ジョーンズの後を次いで、フライングダッチマンの船長となったウィルが残した息子、8歳のウィリアム・ターナーJrを演じる。