2005年11月アーカイブ

デイビィ・ジョーンズ版ブラックパール、その名もフライングダッチマン!
上記の記事で紹介したフライングダッチマンの写真はスタジオに建設されたセットだったが、先日実際に航行できるフライングダッチマンがスクープされた。

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ロシアのサイトで「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」の予告編が公開されているというニュースが飛び込んできた。

思えば、期待の高い映画の予告編ほど、ネットに流出する確率が高い。最近では、「スターウォーズ シスの復讐」の予告編が公式サイトで公開される前に流出した。予告編ならずともスターウォーズの場合、今でこそ公式サイトが続々様々な写真を公開しているが、その画像1つで大騒ぎだった時期もあった。思えばスターウォーズのエピソード1の最初の予告編が公開される前、何もキャラクターの画像が公開されていない時に世界で初めてユアン・マクレガーの画像をすっぱ抜いたのは日本のファンだった・・・

さてさて話が反れたが、肝心の流出予告編は本物なのか??よくあるファンが作った予告編か??
画質は非常に悪いものの、内容に関してはまぎれもない本物!!

内容は・・・
いきなり今回の悪玉、デービー・ジョーンズが登場!
デイビィ・ジョーンズとの契約から逃れるため右往左往するジャック・スパロウ!
すっかり海賊なウィルにエリザベス!
ちゃっかりジャックの元に出戻り?ピンテルとラゲッティ!
そして一瞬だが、あの人も!
そして最後にCPATAIN JACK IS BACKの文字が!
と、約1分40秒ほどの長さだが、てんこ盛りの内容に期待は高まるばかりだ。

この予告編の正式公開時期は不明だが、アメリカで12月9日に公開されるディズニーの大作「ナルニア国物語」の前に公開される可能性が高い。そうなれば、ほぼ同時期にネットでも公開されるだろう。

悪役デービー・ジョーンズに関しては詳しく知りたい方は当サイトの関連記事へ。

Cut誌ジェリー・ブラッカイマーがインタビューで明かされた「パイレーツ・オブ・カリビアン2」のストーリー
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」副題の「デッドマンズ・チェスト」の意味とは?

パイレーツ・オブ・カリビアン2 デッドマンズ・チェスト- 悪役はコイツだ!!
パイレーツ・オブ・カリビアン2 デッドマンズ・チェスト- 悪役はコイツだ!!(2)
デイビィ・ジョーンズの手下は不気味過ぎ!!
バルボッサの復讐!?

「パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト」ウィルとエリザベスの結婚式
パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト ジャック・スパロウを追う者
パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト ブーツストラップ・ビル・ターナー
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」に登場するもう一人のジャック!?

「パイレーツ・オブ・カリビアン3」タイトル決定か?
「パイレーツ・オブ・カリビアン3」タイトル候補は3つ!

デッドマンズ・チェストではジョニー・デップ演じるジャック・スパロウがデイヴィ・ジョーンズに追われる身になるが、彼を追うのはデイヴィ・ジョーンズだけではない。
デイヴィ・ジョーンズの他にも、ジャックを追う謎の人物がをいるらしい・・・

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下の画像をご覧ください。

中央の馬に乗った男、この男が、ウィルとエリザベスを逮捕するオランダ東インド会社のサム・ベラミーらしい・・・

馬に乗ったままボートに乗るという何とも嫌味な輩。
(一番下の写真は馬を立ったまま乗せるための訓練のようだ。)

だが、サム・ベラミーという名前は実在の海賊の名前でもあり、このキャラクターの名前はカットラー・ベケット卿という説もある。








サム・ベラミー

サム・ベラミー

サム・ベラミー

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」の最後でめでたく結ばれたオーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーと、キーラ・ナイトレイ演じるエリザベス・スワン。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」では、二人の結婚式が行われるのだが・・・この二人の結婚式が何事もなく進行するわけがなかった・・・

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パイレーツ・オブ・カリビアン」の続編は2・3を同時に撮るバック・トゥ・バック方式で撮影が行われている。この方式の名前は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が2と3を初めて同時に撮影したことに由来する。最近では「マトリックス・リローデッド」「マトリックス・レボリューションズ」の撮影でこの方式を採用されている。この方式の利点は様々だが、主に同時に撮影することで、別々に続編を撮影するよりコストが削減できることや、キャストのスケジュール確保が比較的容易なこと、また短いスパンで観客に続編を公開できることが挙げられる。
この方式に似た例として「ロード・オブ・ザ・リング」3部作がある。こちらは3作品を一度に撮影しているのでバック・トゥ・バック方式ではないが、利点としては同じだ。ただ、「ロード・オブ・ザ・リング」の場合は、1作目の成功がない状態で3作分作るので、リスクは非常に高い。

このバック・トゥ・バック方式で撮影された作品には共通点がある。
この方式で撮影された続編の1作目、つまり「2」は「次はどうなるんだー??」という形で終わることだ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」「マトリックス・リローデッド」のラストを思い出してみよう。どちらも気になる終わり方でハッキリと続く形で終わっている。ちなみに同じような終わり方の「スターウォーズ 帝国の逆襲」はバック・トゥ・バック方式で撮られた作品ではない。

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「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」の脚本には問題点がある。

それはストーリーの核となるアステカの金貨の呪いについてだ。
アステカの金貨はその櫃から金貨を持ち出したものに呪いをかける。
呪いに掛かったものは、食べ物は口で灰になり、死ぬことも許されない。
そしてその櫃に金貨を持ち出した各々が血の贖いを行い、すべての金貨を戻さない限り呪いは解けない。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」ではこの設定が話の重要な要素となっている。
だが、同時にこの設定は脚本に問題を引き起こしている。

映画では本来ならば血の贖いをするのは金貨を持ち出したブーツストラップ・ビル・ターナーだが、彼は死んだしまったため例外として、その血族であるウィル・ターナーでもOKということになっている。
だが、この例外は成り立たない。なぜなら、金貨を持ち出した時点で呪いに掛かる。タイムラグがないことは、クライマックスでこの呪いを逆に利用したジャックが証明しているため、呪いはすぐに掛かるということだ。
つまり、ウィルに金貨を送るだけの時間があったビル・ターナーも金貨を持ち出したことで呪いに掛かっている。
となると、砲弾に繋がれて海に沈められても彼は死なない。いや死ねない。
息をする必要がないことも、バルボッサのクルーが海底を行進するシーンで証明されている。
というわけで、“金貨を持ち出したものがすでに死んだなら、贖いには家族の血でもOK”という例外は、
金貨を持ち出すと死ななくなるのだから、成り立たない。
そういうものなのだ。と言ってしまえばそれまでなのだが・・・

こんな問題があろうと、映画の面白さはかわらない。

ウィル・ターナーの父親であるブーツストラップ・ビル・ターナーが続編に登場することが決定すると、まもなくこの役にステラン・スカルスゲートがキャスティングされた。(ステラン・スカルスゲートは「エクソシスト:ビギニング」や「キング・アーサー」に出演している。)

ビル・ターナーはウィル・ターナーの父で、ジャック・スパロウの海賊仲間であり1作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」で死んだと語られたキャラクターだ。彼が登場することが明らかになると、2つの続編のうち1つは1作目の前日譚ではないかと噂されたこともあった。
だが、2と3は1の後の話ということがはっきりするとハリウッド映画の続編によくある「死んだと思われたが、実は生きていた」パターンかと思われるようになったのだ。
だが、実はビル・ターナーは生きていてもなんらおかしくない。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」の呪いの影響下にあった海賊たちは死ぬことすらできなかった。呪いを解くためにビル・ターナーの血が血の贖いのために必要だったように、ビル・ターナーも呪いの影響下にあるはず。ビル・ターナーは海に沈んだ際も生きている(死ねない)のだ。
(脚本の問題点については、こちらのエントリーを参照「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」-ストーリーの問題点」
海底に沈んだ後、海底を歩いてどこかの島に辿り着くことは十分可能なのだが・・・問題は彼が沈められた先だった。

1作目でピンテルが彼が沈んでいった場所について語っている。

So, what the captain did.
He strapped a cannon to Bootstrap's bootstraps.
And last we saw of Ol' Bill Turner, he was sinking to the crushing, black oblivion of Davy Jones' locker.

彼は海の奈落という総称でこのロッカーという言葉を使ったのだろう。
だが、問題は2ではこのデービー・ジョーンズが登場すること。
ブーツストラップ・ビル・ターナーは実際にデイビィ・ジョーンズのロッカーに行ったのだ。

デービー・ジョーンズは海で死んだ海賊の魂を捕らえ自身の手下にしてしまう。
そう、2に登場するビル・ターナーは、デービー・ジョーンズの手下として登場するのだ。
つまり、ビル・ターナーはすでに死人。

「死んだと思われたが、実は生きていた」パターンと書いたが、実はそれを逆手に取った「生きているはずだけど、死んでいた」パターンなのだ。
ビル・ターナーは沈められた際に死んだことになっているのか、それとも呪いの影響で海底で生きながらえた後、ウィルが呪いを解いたことで死んだことになるのかわからない。が、ビル・ターナーはデイビィ・ジョーンズの手下になった姿で登場する。

billturner1.jpg

リック・ヘインリックス率いるデザインチームによるデイビィ・ジョーンズ、フライングダッチマンのコンセプトアートを紹介しよう。
















ジャック・スパロウの指揮するブラック・パール号だったように、「パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマンズ・チェスト」そして「パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールズ・エンド」には悪役デービー・ジョーンズも船も登場する。その名もフライング・ダッチマン(The Flying Dutchman)直訳すると「彷徨えるオランダ船」だ。
The Flying Dutchmanと言えば、「空飛ぶオランダ人」の異名を持つオランダのサッカー選手ヨハン・クライフが有名だが、どちらも世界最古の幽霊船の伝説が元となっている。


このフライング・ダッチマンはリック・ハインリックス率いるデザインチームの真骨頂だ。
その姿は船長であるデービー・ジョーンズのキャラクターを良く表している。
あれこれ言うより、見てもらうのが一番だろう。

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パイレーツ・オブ・カリビアン 2:デッドマンズ・チェスト」の悪役のデイビィ・ジョーンズにも、もちろん手下がいる。

彼らはデービー・ジョーンズの手下は、海で死んでデービー・ジョーンズに囚われた海賊たちだ。1作目の呪われた海賊たちが月光を浴びて骸骨の姿になるだけだったのに対し、その容姿は様々だ。

その姿は・・・・ディズニーの映画なのにこんなに不気味でいいのか!?





「呪われた海賊たち」に登場したメインキャストはほぼ全員再登場する。
もちろんジャック、ウィル、エリザベスに加えギブス、コットン、ピンテル、ラゲッティ、ノリントン、そして・・・・バルボッサも!

こちらは今年の撮影開始初期に取られた写真↓










barbossa1.jpg

しっかりバルボッサが映っている。
ジャックの回想シーンの撮影ということなら、彼がいてもおかしくはないのだが・・・
実は生きていた?